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【互換性は?】TOMIXの線路でKATOの電車は走るのか?

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【互換性は?】TOMIXの線路でKATOの電車は走るのか?


皆さん、こんにちは!鉄道模型情報サイト #鉄BOX のNishimuraです。

鉄道模型を始めたばかりの方からよくいただく質問の一つに、「TOMIXの線路でKATOの電車は走るの?」「逆はできるの?」といったメーカー間の互換性に関する疑問があります。

家電量販店などの売り場で、KATOとTOMIX、両社のレールが同じ棚に並んでいるのを見て、「あれ?これってつながるんだっけ?」「つながらないのに、なぜ一緒に並んでいるんだろう…?」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?まさに、その疑問にお答えします。

結論から申し上げますと、Nゲージの車両とレールに関しては、基本的にメーカーが異なっても走行可能です。

ただし、両社のレールは接続部分の形状が異なるためつなぐことはできません。

TOMIXとKATO、それぞれの特徴

Nゲージの車両や線路を製造している代表的なメーカーといえば、TOMIX(トミックス)KATO(カトー)があります。それぞれに独自の製品ラインナップや特徴があります。

  • TOMIX(トミックス):
    • リアルな道床付きレール「ファイントラック」が特徴。
    • 豊富な線路の種類があり、複雑なレイアウトも組みやすい。
    • 車両はJR車両を中心に、様々なジャンルを網羅。
  • KATO(カトー):
    • 組み立てやすく安定性の高い道床付きレール「ユニトラック」が特徴。
    • 車両は蒸気機関車から最新の新幹線まで、幅広いラインナップ。

線路と車両の互換性について

Nゲージの規格は、線路の幅が9mm(実際の鉄道の約1/150スケール)と統一されています。そのため、TOMIXの線路の上をKATOの車両が走ることや、その逆も可能です。

ただし、注意点がいくつかあります。

  1. 線路の接続部分: TOMIXの「ファイントラック」とKATOの「ユニトラック」は、線路の接続部分の形状が異なりますそのため、直接つなぎ合わせることはできません。家電量販店などで両社のレールが並んでいても、そのままでは接続できないのです。両社の線路を接続したい場合は、変換用の「ユニジョイナー線路」や「ギャップジョイナー」といった接続パーツが各メーカーから販売されていますので、これらを利用する必要があります。
  2. 車両の集電性能: ごく稀に、特定の車両と線路の組み合わせで、集電性能の相性から走行が不安定になるケースも報告されています。しかし、これは非常に稀なケースであり、通常の使用では問題ありません。
  3. パワーパック(コントローラー): TOMIXとKATOのパワーパックも、車両を走らせるための電気を送るという機能においては共通していますが、接続端子や操作感に違いがあります。それぞれのメーカーのパワーパックを、それぞれのメーカーの線路に接続して使うのが基本ですが、互換性のある変換コードなども存在します。
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あなただけの自由な組み合わせを!

このように、Nゲージの線路と車両は、メーカーが異なっても基本的には互換性があります。これにより、TOMIXのリアルな線路システムの上にKATOの精密な車両を走らせたり、その逆を楽しんだりと、あなたのアイデア次第でレイアウトや車両運用の幅が大きく広がります。

鉄BOXでは、これからも鉄道模型に関する様々な疑問を解決し、皆様の鉄道模型ライフをサポートする情報を提供していきます。ぜひ、色々なメーカーの製品を組み合わせて、あなただけの鉄道模型の世界を創造してみてください!

Nishimura

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この記事を書いた人

Nishimuraのアバター Nishimura 鉄BOX管理人

鉄道模型の世界に足を踏み入れて、気がつけば30年。これまでの長い歳月を、鉄道模型業界の最前線で歩んでまいりました。卸売会社に入社し、その後独立。ショップを立ち上げたりイベント運営など、様々な立場で鉄道模型と深く関わる中で、この趣味の奥深さ、そして何よりも多くの方々に愛される理由を肌で感じてきました。

車両の設計思想から製造工程、そしてお店に並ぶまでの流通、さらにはユーザーの皆さんの遊び方まで、まさに鉄道模型の「裏側」を知り尽くしていると自負しています。

この「鉄BOX」では、私が30年かけて培った業界の視点から、最新の製品情報、ちょっとマニアックな製品開発秘話、さらにはレイアウト製作のディープなノウハウまで、他では読めないような質の高い情報をお届けしたいと考えています。

模型を愛するすべての皆さんが、より深く、より楽しく鉄道模型と付き合えるような場所を、一緒に創っていきましょう。

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